2.4.3 軽量化ホームドアの強度に関するアンケート調査
軽量化ホームドアの強度に関し、委員・幹事が本年度の試作品に触れた後、アンケートの形で意見・感想を出してもらい、その結果をまとめた。アンケート結果の詳細および薄板型ホームドアについてアンケート結果は巻末の参考資料(2)に示す。
アンケートでは、「1]手で押した場合」、「2]もたれかかった場合」、「3]倒れこみの場合」、「4]ぶつかった場合」について、それぞれ強度を「ア、十分すぎる」、「イ、適当」、「ウ、不十分」の分類で回答してもらった。
それによると、「1]手で押した場合」、「2]もたれかかった場合」には「十分すぎる」と「適当」との回答が約9割、「不十分」との回答が約1割で、「3]倒れこみの場合」、「4]ぶつかった場合」には「十分すぎる」と「適当」との回答が約8割、「不十分」との回答が約2割であった。
また、アンケートでは、ホームドアの構造・仕様ついて、「ア、現行方式で適当」、「イ、簡易化が必要」、「ウ、その他」の分類で回答してもらった。
それによると、今年度の試作機のままで良いという「ア、現行方式で適当」との回答が約1/3で、簡易化その他何らかの改良等がさらに望まれるとの感想が多くあった。軽量化ホームドアについては、基本的な強度は問題ないが、耐久性等の実用化対応の確認が必要、というのが大半の意見・見解であった。