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10. 名称の決定

 

スタッフが決まり、事業実施の目途がたってくるにつれて、支援事業では呼びにくい、都島第ニ乳児保育センターの新しい事業として、愛称を付けようということになりました。一緒に子育てしませんか? 親も子も楽しく育っていきたい………そんな願いを込めて、のびのび育っていこう、のびのび参加しよう、スタッフものびのびと動こう、色々な思いを込めて【のびのび】と命名しました。1年半の実績しかありませんが【のびのび】は、確実に地域に根付いてきています。

 

11. スタッフの充実

 

初め4名で出発したスタッフですが、事業の定着と周辺区への拡充を図るために、もっとスタッフが必要になってきました。その後、元保母など3名を同じようにパート採用し、その中で1名異色のスタッフが採用されました。当園の職員から、プロの画家で、空いた時間を利用して、新しい視点で子どもを見てみたいので、ボランティアでもいいのでスタッフに加えてほしいと紹介がありました。子どもや保護者は毎日来るわけではありませんし、参加した時に、親が気楽に過ごせることが大前提、親や子どもと広く関わっていくためには、元保母ばかりでは、スタッフに偏りがあるかもしれない。また、子どもに対する保育は上手でも、保護者は息抜きができないのではないかとの思いから、彼女を採用することになりました。本格的に始めて1年半、7名のスタッフ全員定着してくれています。元保母といっても勤め先は保育所だけではありません。知的障害児通園施設の保母だったスタッフも2名おり、発達相談などをこなしてきていましたので、相談業務などにも慣れており、そういう点からもスタッフに恵まれていたと思います。

 

 

 

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