日本財団 図書館


<利用者のアンケートや話からよく聞かれること>

会員カードを持つことにより保育園に入る権利を得たようだ

親子で成長した(友達ができた、遊びの充実、わが子以外の子を見られる等)

子どもと離れてホッとした時間になる

生活にメリハリができた(よく食べ、よく眠り、よく遊ぶようになった)

職員の子どもへの言葉かけや接し方が参考になる

気になっていることが気軽に相談できる

雨の日が困る、どこか遊べるところが欲しいなど

 

タンポポ広場は平均すると日に13組、31名の方が利用され、天候のよい時には60名を越えることも、また父親や祖父母の姿が見られることもあります。

「先生、今日A子ちゃん遊びに来るかな?」と今日も園児の5歳の女の子が聞いてきます。地域の親子が園庭に見えるのは10時前後から、子どもは1歳から3歳位までが多く、門に入ると目的の遊具に走ったり、お母さんに見守られながら園庭で遊ぶ園児たちの遊びに合流しています。時々トラブルも起こりますが、園庭に広がっている体育遊具やゆうぎ、ゲームに仲間入りし、一緒に順番を待つ姿も見られます。

園児たちが給食の時間になり保育室に入ると、広い園庭は地域の親子ばかり、ゴザの上でのどかに遊んだり、かけっこや体操、ゆうぎ、水遊び、簡単な親子での製作遊び、遊具などを提供して遊びを誘う時間も設けるように心掛けています。

存分に走り回る遊びは、地域の子どもたちが帰った午後、全園児が園庭で遊ぶような時には打ち合わせをして、近くの公園に出かけるなどの保育園の協力体制は心強い援軍です。

 

 

 

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