実行の結果、食前でなく4等分ずつ食後に食べるようになったとのこと。3か月もかかりましたが、「よかった」と皆で喜びました。これもサークルの力だと思います。
手話で歌おう
手話でなぜ歌うのかと思われることと思いますが、子どもが大きな口をあけ歌っている様子をみていますと、いつしか手で拍手したり首を振り、手振りをしていることにお気づきになると思います。その子どもの動作、これを親子で手話を通して、親子のだんだん希薄になってくる関わりを濃いものにしたいと始めました。これは、親子で向き合って手話をするとき、そして歌うときは、じっと見つめ合わないとできません。親も手話はまだまだ分かりません。これは指導員が教えております。
家庭でも「手話こどもニュース」等をみることが増えてきたようです。手話ニュースをみた子は、母親に「コーヒーはいかが?」と手話を使って話し、その後、テーブルで向き合ってクッキーのおやつを食べたそうです。サロンで遊んだことを家庭でもどんどんしてほしいと願っています。
サークル支援
サークル活動の環境として、場の提供や活動に合った場所探し、物品の調達は大切なことです。遊びの指導については、これは子どもだけにではなく、一緒に母と子に教えますが、ねらいとしては、母親に覚えてもらい、サークル活動に生かし、家庭で親子で遊んでほしいと考えて指導しています。ゆくゆくは、様々な遊びを覚えた母親たちに指導を任せたいと思っています。