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訪問相談

相談者の都合で希望の日時を指定し、予約を申し込んできます。こちらの時間と調整し、できるだけ希望に添うようにしています。訪問するに当り、留意する点としては、訪問先の家庭に合わせています。スーツを着て、大きいバッグを持っての訪問はタブーの家もあります。それは自営の店であったり、長屋である時は、いつもスーツ姿で大きなカバンでは近所の人が好奇心で嫌な噂になることもあるのです。セーター姿にショッピングバッグなどの「おばさんスタイル」がいいようです。

母親の一方的な願いで訪問した時には、父親から胡散臭い目で見られたりすることもあります。そのような時は父親と話し合う方法を考え、例えば、スポーツは何が好きなのか、などからコミュニケーションをとるようにしています。

一週間に一度の訪問や月に一回など、訪問回数はケースによって異なります。1回で訪問が終ることはありません。訪問を希望する理由としては、自営業(父母だけ)、母の病弱(障害をもっている)などの理由です。

ミニ講演会

これは年に8回程実施しています。

会場……函館市内各保育園、野外

内容……各会場の保育園、地域の希望によって決めます。

このほか、誕生日にはハガキを配布したり、ミニ雑誌「いいとこみつけよう」を発行したりしています。

母親の話の中にいつも聞こえてくるのは、子どもの困ったこと、心配をかけられていること、病気のこと、ことばや社会性の発達のことなどです。

サロンでは、子どものいいところをみつけるようにと、よくいいます。例えば、乱暴な子が赤ちゃんにはやさしい顔、動作をみせた時は、皆の前でほめる。

 

 

 

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