資料3
保護者のみなさんへ
「水痘(水ぼうそう)」について
寝屋川市立保育所
いま保育所では、水ぼうそうが発生しており、心配をしています。
水ぼうそうは飛沫(ひまつ)(咳(せき)、疫(たん)、唾液(だえき))により、ウイルスが口や鼻から侵入し、また水ぼうそうの人と接触すると、約2〜3週間で発疹(ほっしん)がでます。
みなさんのお子さんで、ようすがおかしいと思ったら、つぎのことに気をつけましょう。
病気の特徴
(イ)はじめ、身体に赤い小さな発疹が出て(この段階では虫さされ等とまちがうことがあります。)それが水疱になります。その水疱はかゆみが強く、手や足よりも、お腹や胸、背中に多く出るのが特徴です。頭、顔、口の中、手のひら、足のうらにも出ます。
(ロ)水疱はやがて乾き、黒っぽいかさぶたになります。
(ハ)熱はあまりでないこともありますが、水疱がたくさんでると高熱がでやすいです。
かかった時の処置
(イ)熱がでなくても家の中で静かにすごしましょう。
(ロ)爪(つめ)は短く切り、手洗いを励行(れいこう)しましょう。(水疱をかいてばい菌が入ると、いつまでもあとが残ります。)
(ハ)かゆみには塗り薬が使われる場合もあります。
(ニ)入浴は医師の指示に従いましょう。
(ホ)まれに舌や口の中にブツブツができることもあり、痛がりますので、食事は刺激(しげき)のある物や、味の濃い物は避けましょう。
注意事項
(イ)髄膜炎をおこす場合がありますので、高熱が続いたり、さかんに吐く時は、水ぼうそうとわかっても、必ずお医者さんにかかってください。
(ロ)生後2〜3ヶ月の赤ちゃんでも水ぼうそうにかかりますから注意しましょう。
(ハ)水ぼうそうは、一回かかれば免疫ができて、一生かかりません。
*以上のような症状の場合は、かかりつけのお医者さんか、または保育所の看護婦に相談してください。
*特に心ぞう病、腎ぞう病、けいれん等の病気をもっているお子さんの場合は、必ずかかりつけのお医者さんに相談してください。
*お医者さんにがかったら、保育所での観察、看護をするのに必要ですから、結果を必ず看護婦かクラスの保育士にお知らせください。
*以上のような症状は、小さい子どもにうつりやすいので、お医者さんの許可をもらってから登所してください。