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回答事業所が現在の海上コンテナ貨物の輸出入ルートを選択している理由を、第1位から第3位までに分けてみると、第1位の理由では、「直行便の開設」が約18%と圧倒的に大きな割合を占めており、以下、「トータルの輸送コスト」(10.5%)、「輸送頻度」(9.6%)、「取引先や商社が選択するから」(6.1%)、「輸送日数」(5.3%)と続いている。

第2位の理由では、「輸送頻度」が最もウェイトが大きく、次いで第1位の理由では5番目であった「トータルの輸送日数」が大きな割合を占めている。

第3位の理由では、「トータルの輸送コスト」が最大の割合であり、以下には、第1位や第2位の理由ではあまり挙げられなかった、「港湾までの交通アクセス」、「安全・確実な輸送」、「CIQ等の充実」などがみられる。

 

図5-3-8 現在の海上コンテナ貨物の輸出入ルートの選択理由(n=114)

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注)グラフからは「無回答」を除いている。

資料)国際物流に関するアンケート調査

 

 

 

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