次に宮崎県発着貨物の九州圏外との流動について、その相手先地域の割合を品類別に示したのが、図3-1-7である。まず、発貨物についてみると、最も流動量の多い鉱産品では中国地方への流動割合が約7割と最も高くなっている。また、軽工業品については、関東・甲信越が3割強と最も高く、中部、近畿、中国がこれに続いている。
着貨物についてみると、純流動量の最も多かった化学工業品については、その8割以上が中国地方からの流動となっている。一方、その他の工業製品(金属機械工業品、軽工業品、雑工業品)については、三大都市圏を含む地域(関東・甲信越、中部、近畿)からの流動割合が高くなっている。