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佐賀県で消費される輸入コンテナ貨物の上位品目では、家具、果実及び野菜、肉類及び同調整品、飼料、木製品及びコルク類(除く家具)で4割のシェアを占めている。93年11月と比較すると、輸入コンテナ貨物総量では微増となっている。上位品目の特徴では、木材、飼料、衣料の割合が低くなる一方、家具、果実及び野菜、肉類及び同調整品の割合が高くなる傾向にある。

 

このように、佐賀県においては、製造品出荷額等では必ずしもシェアの高くないゴム製品製造業、一般機械器具製造業が輸出コンテナの上位品目の生産に関係していることが分かる。

 

表2-3-2 佐賀県における製造品出荷額等の上位業種と輸出入コンテナ貨物の上位品目

1996年 製造品出荷額等上位10業種

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1998年10月 輸出コンテナ貨物上位10品目

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1998年10月 輸入コンテナ貨物上位10品目

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1993年11月 輸出コンテナ貨物上位10品目

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1993年11月 輸入コンテナ貨物上位10品目

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資料)「工業統計表(平成8年)」(通商産業大臣官房)、「平成10年度全国輸出入コンテナ貨物流動調査」(長崎県)及び「平成5年度全国輸出入コンテナ貨物流動調査」(運輸省港湾局)より三和総合研究所作成

 

2]両県における輸出入コンテナ貨物の主要品目と関係の強い主要業種の動向

1]を踏まえ、輸出入コンテナ貨物の主要品目と関係の強い主要業種について、その製造品出荷額等の状況と主要産地について整理する。

 

 

 

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