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写真17 油分濃度計のセットアップ状況

 

D-2 試験手順

(1) 供試品の電源をパソコンでコントロールされた電源変動試験機に接続する。

(2) 10ppmの試料水を流しておく。

(3) 次に示す試験条件で電源線に1分毎に電源変動を10分間与え、油分濃度の数値を記録する。

供試品の定格周波数は50/60Hzとなっている為、両方の周波数で試験を行なう。

 

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(4) 誤作動が起きた場合は対策を施し、再度試験を行なう。

D-3 試験結果

定常時の油分濃度の変化を図53に示す。定常時でも±1ppmの濃度の変化があった。

定格周波数を50Hzにした時及び60Hzにした時の試験を行ったが、いずれも濃度表示の変化は±1ppmであり定常時と同じであった。また動作に異常は見られず、性能基準Aを満足した(要求基準は性能基準B)。

 

 

 

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