2) 試験方法
電源フィルタ二次側から供試品に至る間で対策を行なうため、放射無線周波数電磁界の影響が考えられる次の3項目について試験を行なうことにした。
1]電源フィルタのアースの取り方による影響
2]電源フィルタの二次側電線による影響
3]隙間からの空間伝導による影響
以上のことに基づき、表9に示す5とおりの試験条件と目的を設定し、試験を行なった。
ここで、試験に使用した電線は断面積0.75mm2であり電源フィルタと本体の接続に使用した。放射電磁界の照射は正面方向、垂直偏波とし、10V/mの電界強度とする。右図(平面図)に照射方向を示す。