日本財団 図書館


6. 会議中、議長や進行役は以下に注意する

・ 議論に個人的な参加はしない。

・ 会議の目的を総合的にとらえる視点を保つ。

・ 議論の筋道を忘れない。

・ 議事進行表に忠実に(ただし、議題の範囲内では柔軟に)。

・ 情報と意見の発表を求める。

・ キーポイントをまとめ、再提示する(報告者か秘書にフリップ・チャートを使わせ、要点を記録させる)。

・ 必要事項は明確にし、詳述する。

・ 重要な事案に集中し、脱線しない。

・ 合意を取り付ける。

・ 参加者全員に発言の機会があるようにする。

・ 合意された任務(議案ごとの行動、責任、日程)の担当と期限を決める。

・ 次回会議の日時と場所を決める。

・ 明確で肯定的な雰囲気で、定刻通り会議を終了させる。

 

7. 会議後

・ 会議の記録をつける。以下の基本事項を含める。

i. 出席者リスト。通知されたが出席しなかった人も記録する。

ii. 議題ごとの結論、決定、勧告事項、必要なフォローアップ作業。作業責任者と期限も含める。

iii. 次回会議の日時と場所。

 

注意:小グループでの作業

大規模な会議(参加者が12名以上)で議論が長くなる場合は、参加者を小グループに分けると効果的な場合がある。テーマによっては、特定の問題について踏み込んだ議論ができ、問題解決も促せるだろう。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION