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健康状態(health status)と基本事項

 

□ 難民の中に多数の病人や負傷者がいるか。死亡率が過度に高くないか。

□ 難民の中に栄養不良の兆候があるか。

□ 難民は十分な量の安全な飲み水は利用できるか。

□ 難民は食糧を蓄えているか。その食料はどれぐらいの期間もつのか。

□ 難民に適切な避難所があるか。

□ 難民の適切な衛生施設は利用できるか。

□ 難民は基本的な日用品を持っているか。

□ 炊事・暖房用の燃料は十分あるか。

 

資源、自力での準備、もたらされる援助

 

□ 難民が持参した所持品の種類と量。

□ 最も差し迫ったニーズに対応するため、これまで難民たちがしてきた処置。

□ 地元住民、政府、国連機関、その他の組織からすでに提供されている援助の内容。その援助は十分かつ持続的か。

□ 現行の援助は今後、増加・存続・減少するのか。

□ 難民援助に関する政府の政策。

□ 援助事業に影響を及ぼしそうな重大な制約はあるか。

□ この種の緊急事態向けの対応計画が立案されているか。

□ 調整のための準備には何が必要か。

 

保護・援助の提供方法

 

□ 現地における迅速かつ効果的な実施取り決めの可能性。不可能ならば、その代替案の内容。

□ 保護・援助の提供について援助機関と一緒に調整ができる難民の指導者が存在するか。

□ 輸送・供給上のニーズとその対応方法。

□ 必需品の調達はどこからするか。

□ 必需品を難民に届ける方法。

□ 貯蔵が必要な物資。貯蔵場所と貯蔵方法。

□ 地域外からのみ調達可能で、なおかつ早急な供給が極めて重要な必需品(食糧・トラックなど)の有無。

□ UNHCRと実施協力機関の職員、そして職員支援のために必要なものは何か。

 

 

 

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