以下に示すのは、不測事態対応計画の構成例である。難民の流入を想定した例なので、状況が異なる場合は修正が必要である。
第1章 全体的状況と展開予測
i. 背景と当事国情報
ii. 入国地点
iii. 立案上の対象者総数
iv. 移動の規模
v. 受け入れ、予想される国内移動
vi. 居住地の手配
vii. 予想される難民の人口構成
viii. 緊急事態対応のタイミング
第2章 方針と事業全体の目的
i. 計画全般の戦略的目標
ii. 実施協力機関の姿勢に関する説明
第3章 分野別の目的と活動
i. 管理と全般的な調整、任務の割り当て
ii. 保護、受け入れ、登録、安全
iii. コミュニティ・サービス
iv. ロジスティックスと輸送
v. インフラ社会基盤と用地計画
vi. 避難所
vii. 家族支援
viii. 給水
ix. 環境衛生
x. 保健と栄養
xi. 食糧
xii. 教育
xiii. 経済活動
xiv. 運営、管理、通信、職員支援と安全に対する支援
各項目には、分野別の目的と実施内容、ニーズ、資源、活動、必要資金、既存および提案中の準備措置、実施責任・時期などの考慮を記載する。
第4章 フィードバック(計画実施後の反応)、更新、今後の行動に関する手続き
計画の更新・改訂方法とその実行責任者、情報の伝達方法を記載する。
付表の候補
i. 地図
ii. 登録用紙
iii. 計画立案に参加する組織・個人のリスト
iv. 関係諸機関の概要(agency profiles)(職員、資源、今後の意図の詳細)
v. ギャップ(不足)確認表(第6章参照)
vi. 必需品の明細
vii. 予算案
