【個人】
脊損、頸損で86%を占めるのは、全国組織としてまとまりが強い結果であろう。
【作業所】
作業所では脳性麻痺が痙直性、アテトーゼ合計で29%になる。これは地域で生きる脳性麻痺者の多くが作業所に通っていることを表している。次いで脊損が10%で、頸損が5%となっている。経験的に言えば、頸損は移動の手段を獲得すると、一般就労をするか、スポーツや趣味に生き甲斐を求める傾向にあることが考えられる。では脊損が、作業所でどのような役割を果たしているのか、本アンケートでは明らかではない。
【療護施設】
療護施設では脳性麻痺と頸損で41%を占めている。移動の手段を獲得できないこれらの人達が『施設』を生活の場とする傾向が強いことは、一定の理解が出来る。しかし、移動手段の確保が可能な脊損が13%もの高率で『施設』を生活の場としている。改めて詳細な聞き取り調査の必要性を感じる。
1]障害者の知り合いの有無(非障害)
3-α.知り合いの方に障害を持つ方はいますか