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2. ユニバーサルサービスの概念

 

ユニバーサルサービスは、国民生活に不可欠なサービスであって、誰もが利用可能な料金など適切な条件で、あまねく日本全国において公平かつ安定的な提供の確保が図られるべきサービスと考えられる。

まず、ユニバーサルサービスの基本的な要件は、当該サービスが、国民生活に不可欠であることである。

具体的にどのようなサービスが国民生活に不可欠なものであって、ユニバーサルサービスとしての提供が確保される必要があるかについては、当該サービスの利用状況、国民利用者の意識・期待などを踏まえ、個々に検討する必要があり、また、その時代における社会的要請によっても変化するものである。さらにそれは、技術の進歩や光ファイバー等の高度サービスの提供の基盤となるネットワークの整備状況などによっても変化する。

例えば、現時点で電話サービスをユニバーサルサービスとすることについては、ほぼコンセンサスが得られていると思われるが、近年急速に普及しているインターネットについては、国によって扱いが区々であり、我が国でも、これをユニバーサルサービスとするコンセンサスは必ずしも形成されてはいない。

次に、ユニバーサルサービスは、国民生活に不可欠なサービスであることから、誰もが適切な条件でそのサービスを受けることができるよう、以下の条件で提供される必要がある。

1) 利用可能な料金など適切な条件で提供されること。

利用可能な料金や一定水準の品質で提供される必要がある。

2) 公平に提供されること。

誰にでも公平に提供される必要がある。

3) あまねく日本全国において安定的に提供されること。

過疎地等を含め、あまねく日本全国において安定的に提供される必要がある。

 

 

 

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