資-12 全庁型GIS資料(2)埼玉県白岡町地域情報システムの概要
白岡町は昭和60年から固定資産税業務へのGIS導入を構想し、平成3年にはシステムを導入するという、全国の市町村の中でも非常に早期よりGISを導入した自治体である。当初は税務課の固定資産税管理のみのシステムであったが、平成5年に地図情報部会が設置され、将来の全庁的利用の検討が始まった。現在では、道路や行政界を記載した1/500現況図をベースマップとして整備し、道路管理、水道・下水道管理、農地転用申請管理、公有財産管理、埋蔵文化財管理、都市計画支援等に利用されている。従来はEWSによるスタンドアロン型GISであったものを、EWSのリースの満了を待ち、クライアントサーバ型の全庁型GISに切り替えて導入された。
システム構築計画