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図表4-5 基図となりうる候補地図の長所・短所

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4-2-2 庁内におけるGlS調整機関の役割設定

 

基図の整備などへの取り組みが技術的な側面における大きな課題である一方、GIS調整機関の設置や庁内GIS導入のためのルール作りは、全庁型GISの導入をスムーズに進めるために不可欠な仕組み作りの側面における大きな課題である。

GISを全庁的に進めていく場合のシステム整備・データ整備の開発過程において、この調整機関が担う役割は重い。図表4-6は、全庁型GISという視点を保ちつつ、体系的に導入を進めていくGIS開発計画の策定工程の例である。GIS開発の進め方は、他の情報ネットワーク・システムの開発に対する進め方と同様、全庁的な視野を持って、将来の目標や自治体の行政サービスに対する理念を明確にした上で、取り組むことが望ましい。

 

 

 

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