「今日のニュースから」
人工網膜チップ
人間の目と同じように、ものの形状を瞬時に認識できる半導体「人工網膜チップ」を使った駐車場システムが、この程完成しました。この半導体は三菱電気が自社開発したものです。チップにあらかじめ自動車の形を記憶させておき、車が接近すると検知して駐車場券を発行し、ゲートのバーが上がる仕組みになっています。従来は電流を通した電線を地中に埋めておき、金属物体(自動車)の接近を感知して発券や開閉していました。工事費が1箇所あたり約30万円かかっていましたが、人工網膜チップの場合はこの工事代がかからないため、今後はこの方式に置き換わるだろうと社内では推測されています。