三菱電気は、今年から月産100万個の人工網膜チップの量産を始めたばかり。光の変化を認識して電気信号に変える半導体で、大きさは1円玉より小さいものです。現在、任天堂のゲームボーイ用ポケットカメラには大口で販売されています。また、トヨタ自動車から「社内の人を認識するセンサーに使いたい」など、引き合いは既に2300件。今後の方針としてはチップだけを売るというよりも、駐車場システムのように付加価値を高めた製品を開発して販売していく予定です。
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