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カ 各クラブは、期間中に実施したパトロールの実施報告をJLAを通じて、本会に提出し、本会は、これにより、奨励金(1人、1回1,000円)を交付する。

3] パトロールの実施状況

10年度に本事業に参加されたクラブは、次のとおりです。本事業が知られていないためか、参加クラブ数は、未だの感があります。今後、多くのクラブが参加されることになるよう期待しています。○岡山LC 九十九里LC 三浦海岸SLC ○逗子LC ○大阪LC ○柏崎LC ○葉山LC ○愛知LC ○西浜SLC ○熱川LC ○専修大学SLC ○東京女子体育大学LC (○印 レスキューボード貸与)

4] レスキューボードの貸与

パトロール事業に参加されたクラブにライフセービングの救助資器材である「レスキューボード」を各1台計10台を貸与しました(前記3]の○印のクラブ)。

 

(3) ライフセービング大会の支援

厳しい気象海象のもとにおいても適切な救助活動を行なうためには、日頃からトレーニングがかかせません。そして、その成果を競うため、競技会が開催されていますが、当会においては、このうち、下田の白浜海岸で平成10年6月6〜7日に開催された「'98ジャパン・サーフ・カーニバル」の運営費を助成することとし、今年度は、大会のポスター、パンフレットを本会で作成しました。

 

3 地域海難救助団体連絡会議の開催

 

本会は、平成9年6月定款の改正を行い、地方組織の編成等の組織の改編に当たっておりますが、このためには、管轄海上保安本部及び海上保安部署のご指導並びに地元自治体のご協力を得て、海難防止、安全指導、海難救助等の各ボランティア団体や漁業者、マリーナ等広く海に関係する各種団体を集めて協議を行なう必要があるため、平成10年度より日本財団の補助事業として地域海難救助団体連絡会議を開催することとしました。

 

(1) 開催日時、場所

広島(10.11.11)、静岡(10.12.8)、唐津(11.1.29)

 

(2) 実施状況

3地区とも地元管区海上保安本部及び海上保安部の全面的なご支援のもと開催しましたが、いずれの地区も救難所はあるものの当会支部も地方組織もなく、現在、組織の編成に取り組んでいるところですが、今回、関係者が一同に会し、海上保安庁側から民間救助体制整備の必要性、プレジャー関係の事故の発生状況及び問題点等につき、講演していただくとともに、出席者の活発な意見交換がおこなわれました。

佐賀県においては、佐賀県水難救済会の設立総会を兼ねて行なわれ、また、静岡県においては、本会議開催後、静岡県水難救済会が設立されました。

 

 

 

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