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表1-3 やけどの深さによる症状と経過の目安

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(2) 手当の手順

1] 水で冷却

やけどを受けた部分に痛みと熱さを感じなくなるまで水で十分に(少なくとも10〜15分)冷やす。

衣服に覆われた部分をやけどした場合は、衣服を無理にはがすと皮膚組織を痛めることとなるので、衣服を着せたままで水をかけて冷やし、水をかけながら注意して衣服を脱がさなければならない。

2] 水疱の保護

水疱ができている場合はこれを潰さないようにする。水疱を潰すと、感染しやすくなり、治りが遅くなる。

3] やけどした部位の保護

冷やした後は、清潔なガーゼ、布等でやけどの面を軽く覆う。この場合、包帯のようにきっちりと巻いてはならない。

 

 

 

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