(2) 手当の手順
1] 水で冷却
やけどを受けた部分に痛みと熱さを感じなくなるまで水で十分に(少なくとも10〜15分)冷やす。
衣服に覆われた部分をやけどした場合は、衣服を無理にはがすと皮膚組織を痛めることとなるので、衣服を着せたままで水をかけて冷やし、水をかけながら注意して衣服を脱がさなければならない。
2] 水疱の保護
水疱ができている場合はこれを潰さないようにする。水疱を潰すと、感染しやすくなり、治りが遅くなる。
3] やけどした部位の保護
冷やした後は、清潔なガーゼ、布等でやけどの面を軽く覆う。この場合、包帯のようにきっちりと巻いてはならない。