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ごみのリサイクル手法の一つとして注目されている。RDFとは、Refuse Derived Fuelの略。

■ コンポスト化

家庭から排出される生ごみや下水汚泥、家畜の糞尿等の有機物を原料に微生物の働きで発酵、分解して堆肥とすること。

 

─さ行─

■ 酸性雨

主として石油、石炭などの化石燃料の燃焼により生ずる硫黄酸化物や窒素酸化物などが大気中で硫酸や硝酸に変化し、雨等に溶けて生じるpHの低い降下物をいう。広義には、霧や雪を含む湿性沈着及びガスやエアロゾルの形態で生じる乾性沈着を含める。

■ 自然環境保全基礎調査(みどりの国勢調査)

自然環境保全法第5条に基づき、国土の自然環境を総合的に把握し、自然環境保全施策を講ずるための基礎資料を得るための調査。昭和48年度に第1回調査(自然度調査、すぐれた自然調査)、昭和53〜54年度に第2回調査(特定植物群落調査、動物分布調査等)、昭和58〜62年度に第3回調査(環境指標種調査、自然景観資源調査等)、昭和63年度〜平成4年度に第4回調査(巨樹・巨木林調査、生態系総合モニタリング調査等)が実施され、平成5年度から第5回調査(動植物分布調査、湿地調査等)が実施されている。

■ 持続的発展

将来の世代の要求を満たしつつ、現在の世代の欲求をも満足させるような開発のこと。環境は経済社会の発展の基盤であり、現境を損なうことなく開発することが持続的な発展につながるとの考えである。

■ 浄化槽・合併処理浄化糟

し尿を沈殿分離あるいは微生物の作用による腐敗または酸化分解等の方法によって処理し、それを消毒し、放流する施設のこと。し尿のみを処理する施設を単独処理浄化槽、し尿及び生活雑排水(厨房排水、洗濯排水等)を一緒に処理する施設を合併処理浄化槽という。

■ 新エネルギー

石油、石炭等に代わる環境への負荷の少ない新しい形態のエネルギーで、「新エネルギー導入大綱(平成6年12月16日、総合エネルギー対策推進閣僚会議決定)」では、重点導入を図るべき新エネルギーとして1]自然エネルギーの利用を中心とした再生可能エネルギー(太陽光発電、太陽熱利用システムなど)、2]廃棄物や廃熱の利用を中心としたリサイクル型エネルギー(廃棄物発電など)、3]従来型エネルギーの新利用形態(熱電併給システム、燃料電池など)があげられている。

 

 

 

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