■ エコラベル
環境保全に役立つ商品であることを示すラベルのこと。環境負荷の少ない製品を選択しようとする消費者への情報提供に役立つ。
■ エコロード(eco road)
道路の計画・設計という初期の段階で自然環境に関する詳細な調査を行い、できるだけ豊かな自然と共生しうるようなルートを選定するとともに、地形・植生等の大きな変化を避けるための構造形式の採用、動物が道路を横断することによる車との接触事故を防ぐための侵入防止棚や動物用の横断構造物の設置、道路整備によって改変される生息環境を復元するための代替の環境整備等、生態系に配慮して設計された道路のこと。
■ NPO、NGO
(NPO/Non-Profit Organization)
(NGO/Non-Governmental Organization)
NPOは非営利組織の略で、市民が公益活動を行うために組成、参加する組織。
NGOは非政府組織の略で、政府や企業から自立して国際協力活動などを行う市民組織。ともに、ボランティアの活動と密接に結びついている。
■ オゾン層の破壊
オゾン属は、地球を取り巻く厚さ約20?のオゾンを多く含む層で、生物に有害な紫外線の多くは、この層で吸収される。近年、フロンガス等の影響により、オゾン層が破壊され、オゾンホールという現象が南極をはじめ、高・中緯度地域で毎年拡大している。このため、地上に達する有害な紫外線の量が増え、皮膚がんの増加や生態系への影響が懸念される。
■ 温室効果ガス
太陽光線によって暖められた地表面から放射される赤外線を吸収して大気を暖め、一部の熱を再放射して地表面の温度を高める効果をもつガスをいう。温室効果ガスには二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、フロンガス等がある。温室効果の高さは二酸化炭素を1とした場合、メタンで10、フロンガスで1万といわれている。
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■ 環境影響評価(環境アセスメント)
開発行為が空気・水・土・生物等の環境に及ぼす影響の程度と範囲、その防止策について、代替案の比較検討を含め、事前に予測と評価を行い、地域住民の意見を反映し、環境に与える影響を少なくするようにすること。
■ 環境カウンセラー
環境保全に関する活動を行おうとする市民や事業者などに、自らの知識や経験を活用して助言等を行う人材を、環境カウンセラーとして登録し、一般に公表することにより、市民や事業所などの環境保全活動を推進することを目的に、環境庁が実施する制度。