海浜のゴミの中でも特にプラスチック系のゴミの多さが目立ちます。
この度、海洋環境保全推進員を委嘱されました新人です。仕事との両立が大変ですが、推進員の皆さんと共に環境保全ができることを励みに頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
(4) 海洋環境保全コーナーの設置
【横浜開港祭で海洋環境コーナー開催】 ─関東地区「かんきょう」VOL.5から抜粋─
去る5月30日(土)から6月2日(火)までの4日間、横浜MM21地区臨港パーク周辺で「横浜開港祭」が催されましたが、広く一般市民に対し海洋環境保全思想の普及を図るため「未来に残そう青い海」をスローガンに、イベント会場に海洋環境コーナーを開設し、赤潮・青潮の写真パネルや廃油ボールの展示をはじめ、清水統括海洋環境保全推進員手作りの「日本各地の貝がら」「甲羅の模様を切手で飾った海亀の模型の親子」等々をブース内に所狭しと並べて、訪れた多くの小中学生や親子連れに海洋環境の保全の大切さをアピールしました。
幼少年を対象としたミニ制服写真撮影会はここでも大盛況で、順番待ちの親子連れが長蛇の列を作り、対応した職員は、てんてこ舞いさせられましたが、可愛い海上保安官姿でポーズをとる子供たちの周囲は黒山の人だかりとなり、この来場者がそのままブースに足を運んでいました。
また、展示中の廃油ボールを覗き込むように見る人達も多く、担当の職員がその都度、廃油ボールの漂着原因や環境への影響について説明したところ、一様に眉をひそめながら「海を汚す船は厳しく取り締まって下さい。」と逆に激励される一幕もありました。
更に、環境実験コーナーは、普段飲んでいる各種の清涼飲料水を並べてpH試験紙によるpH測定を実験させたり、≪使用済みのてんぷら油500ミリリットルを自然に還元するのには風呂桶何杯分の水が必要か?≫といったクイズを出すなど、趣向を凝らしたコーナーで、講師役を務めた横浜海上保安部の巡視艇きりかぜ(海上環境業務強化船)の飯島亮彦氏の「立て板に水」の名調子に立ち止まって熱心に聞き入る親子連れが途切れず、「環境保全は、まず身の回りから出来ることを無理せずにやることが大切です。今年の夏のキャンプ等のレジャーでは、少しだけ環境に優しくして下さい。」との飯島氏の締めくくりの言葉には大きな拍手が湧き、口々に「ちょっとした気遣いが大切ですね」といったような返事がかえってくるなど反響が大きく、横浜開港祭での海洋環境保全啓発活動は大成功でした。
─海上保安新聞から抜粋─
【留萌】 5月29日、「クリーンアップ日本海・留萌」。礼受海岸でゴミ収集、海洋環境保全推進員2人、海保11人、市民約600人参加。午前6時半から約1時間でゴミ約2.5トン収集。
⇒5月27日〜6月2日、海洋汚染防止写真展。留萌市中央公民館ロビー。一般市民ボランティアの汚染防除作業写真27点、海上保安コーナーにパネル、灯台のレンズなど展示。
【秋田】 6月6、7日、「あきたの環境展'98」に海洋環境保全コーナー設置。イオン秋田ショッピングセンター。パネル展示、海洋環境クイズ、パンフ配布、ビデオ放映、入場者3万5千人。
【勝浦】 11月3日、勝浦産業祭り出展。業務紹介、浮流油処理実験、制服試着撮影コーナー。環境保全推進啓発。約2,500人来訪。