2] クランク腕の開閉量を測定できるようにすること。
3] クランクピンの受金の三分の一に相当する数のクランクピンの受金を取りはずし、かつ、クランク軸を回転できるようにすること。
4] 排気タービン過給機及び掃気装置の内部を検査できるように解放すること。
(イ) 蒸気タービン
1] タービン車室の上半及びロータ軸受の受金の上半を取りはずし、かつ、ロータを回転できるようにすること。
(ウ) ガスタービン
1] タービン及び圧縮機の車室の上半並びにロータ軸受の受金の上半を取りはずし、かつ、ロータを回転できるようにすること。
(エ) 補助機関
1] 発電機又は船舶の推進に関係のある補機を駆動する補助機関にあっては(i)、(ii)及び(iii)に掲げる準備
(オ) 動力伝達装置及び軸系
1] 減速装置ののぞき孔のカバーを取りはずすこと。ただし、のぞき孔がない減速装置にあっては歯車の歯を検査できるように解放すること。
2] プロペラを取りはずし、かつ、プロペラ軸及び船尾管内にある中間軸を抜き出すこと。
3] 各軸受(スラスト軸受を除く。)の上半又はカバーを取りはずし、かつ、各軸を回転できるようにすること。
4] 船尾管後端の軸受及び張出軸受と軸とのすき間を測定できるようにすること。
5] ピッチを変更する機構を有するプロペラのプロペラ内部の変節機構又は回転部分を検査できるように解放し、かつ、羽根を一枚取りはずすこと。
(カ) ボイラ
1] 第2節(2)(a)(iv)に掲げる準備のうちボイラに係るもの
(キ) 補機及び管装置
1] 内部を検査できるように解放すること。
(b) 第2節(2)(e)に掲げる準備
(c) 第2節(2)(f)に掲げる準備
(3) 排水設備にあっては次に掲げる準備
(a) 第2節(3)(a)に掲げる準備
(b) 第2節(3)(c)に掲げる準備