3.1.4 従業者数
造船事業場の従業員数の推移は、全国では過去20年間に、約50%にまで減少している。
九州地区においては、約70%であり全国に比べて従業員の減少率は少なく、むしろ全国シェアでは拡大傾向をたどり、平成9年度末で約31%のシェアとなっている。
従業員構成の内訳は、造船所の社員が41.5%、下請けが83%と総体的に減少はしているが、1995年から1997年の3年間の従業員の構成は下請けが漸増しており、傾向としては、総従業員を漸増させながら下請従業員への依存率を増加させていることが伺える。