3.1.3 登録船舶の状況
国内の20総トン以上の船舶登録状況は、13,482隻、19,055千総トンである。
総トン階層別の隻数べースでは、100トン未満が30%、100トン以上1,000トン未満が65%であり、この小型船の合計で95%を占めている。
九州管内の登録船舶状況は、2,375隻、1,409千総トンで、前年と比べると、隻数で4.6%、総トン数で0.04%の減少をしているが、ピーク時の昭和48年に比べると、隻数で3,252(57.8%)減少、総トン数で119千トン(7.8%)の減少となっている。全国に占める割合は、隻数で17.6%、総トン数で7.4%となっている。
用途別では、下記のとおりとなっている。( )は総数に対する割合を示す。
一般貨物船 410隻(17.5%) 207,461総トン(14.7%)
漁船 583隻(25.0%) 105,528総トン(7.5%)
旅客・フェリー 226隻(9.7%) 232,255総トン(16.5%)
油槽船 226隻(9.7%) 328,881総トン(23.4%)
砂利船 161隻(6.9%) 60,197総トン(4.3%)
その他 731隻(31.2%) 471,120総トン(33.6%)
県別の船舶登録状況は、隻数べースでは長崎県が全体の27%(668隻)で最も多く、トン数ベースでは、鹿児島の26%(378,950総トン)を最大に、長崎の21%、山口西部の16%の順になっている。
管内の船舶の大半(94.9%)は、1,000総トン未満の小型船で占められており、鋼船1隻当たりの平均トン数は602総トンである。全国の1,413総トンに比べると大きく下回っている。