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図1-2-17 静置時間の変化による吸油量

 

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図1-2-18 粘度の変化による吸油量(ムース化油を除く)

 

(2) 吸油試験時沈降した供試体の追加調査(写真1-2-117写真1-2-135)

供試体11及び供試体16は各粘度における静置時間24時間において油中に沈降した。また、供試体15は2,312cStにおける静置時間24時間において油中に沈降した。このため、飽和した供試体が天然海水でどの様な挙動を示すかを調査することとし、天然海水に供試体が飽和状態となる量以上の供試油を投入し、油面に供試体を静置し、室温中でその後の挙動を経時的に観察した。

供試体11及び供試体16は静置直後から吸油を始め沈降しながら、30分後ビーカーの底に完全に着底した。48時間経過後も着底状況に変化は認められなかった。

なお、供試体11及び供試体16の吸着材の中身は同じ製品である。

供試体15は約4時間経過後ほぼ油中に沈降したものの、油面から供試体を確認することができた。その後、48時間経過しても状況に変化は認められず、水中には沈降しなかった。

 

 

 

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