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(4) 吸油等測定値の判定

吸油及び吸水の測定値の判定は、参考としたドラフト版では「試験は3回行い平均値を求めるが、1回でも平均値から15%以上離れたものがあれば測定を全てやり直す。」と規定されている。しかし、本年度の調査においては、時間的制限などから前述の様なケースとなった場合、試験をやり直さず測定値の平均値を採用することとした。また、吸水性能試験においては測定回数を1回とした。

(5) 供試油吸着材

ドラフト版で定める油吸着材の分類を参考とし、我が国国内で市販されているマット型、ルース型、ブーム型、ピロー型及びその他の型の5タイプ19種類を選定し供試油吸着材とした。各油吸着材を写真1-2-1〜写真1-2-19に、材質等を表1-2-1に示す。

 

表1-2-1 供試油吸着材の材質等

032-1.gif

 

(6) 供試体の作成

1) マット型(写真1-2-1〜写真1-2-4)

マット型は舶査第52号を参考として縦横10cmに切断したものを供試体とし、その重量を計測した。

2) ルース型(写真1-2-5写真1-2-9)

 

 

 

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