日本財団 図書館


2) 供試体2

油移送用ポンプを作動させることにより、スキマーヘッドに設置された貯槽に貯まっていた油水が吸引される。このため、貯槽に貯まっていた油水により浮力を受けていた浮力調整自動バルブ(可動堰)が浮力を徐々に失い水面下に沈み、水面の油水が同バルブを越えて貯槽に流れ込み、連続的に油水を回収することが可能となる。

 

009-1.gif

図1-1-4 供試体2

 

3) 供試体3

ディスクに付着した油は、ディスクが回転することによりディスクスクレーパーで掻き落とされ油受けに集められ、移送用ポンプによって吸引され排出される。

ディスクの回転は、粘度により調整が必要である。

 

009-2.gif

図1-1-5 供試体3

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION