停泊場所:船舶コード・航海番号・寄港順・寄港地コード・停泊順・停泊場所コードを識別子とし、入港時接岸場所、出港時接岸場所を含め寄港中に利用したバースの情報を持つ。寄港地の識別子と同様に停泊順を識別子に加えていることについては再考の余地あり。
乗組員:船舶コード・船員手帳番号を識別子とし、船舶の乗下船予定実績情報を持つ。
船員:船員手帳番号を識別子とし、船員の個人情報を持つ。
地名:港コードを識別子とし、港の情報を持つ。
代理店:代理店コードを識別子とし、代理店の情報を持つ。
航路:航路コードを識別子とし、航路特有の情報を持つ。
航路関連先:航路コード・船社コード・船社部署コードを識別子とする。航路によって関連部署が特定できることと仮定し、「航路」と「船社部署」との関係を結びつけるために切り出したエンティティである。
船社部署:船社コード・部署コードを識別子とし、部署の情報を持つ。
船社コード:船社コードを識別子とし、船社の情報を持つ。
エンティティ及び各エンティティの属性項目の洗出しについては不十分であり、エンティティ間の関連についても、実業務とのそれとは異なっているとは考えるが、これらの点は、システム化の要件、業務分析並びに現在進められている次期Sea-NACCS、港湾EDIなどの動向を考慮し、洗練していくべきと考える。