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・ POLINETシンタックス・メッセージ

・ UN/EDIFACTメッセージ

・ CII標準メッセージ

 

(3) システムの運用

現状の運用は以下の通りである。

1) 運用日

土、日、祝日及び年末年始を除く日。

2) 運用時間

運用時間は、午前7:00〜翌朝0:00までの1日17時間。

(注) 午前0時より午前7時までの間は、VANセンター内の作業時間帯となるのでオンライン送信はできない。

3) システム休止日

・ 土、日、祝日

・ 年末年始 12月30目〜1月3目

但し、上記年末年始の両端に土曜日、日曜日が加わる場合は、港シ脇の運用管理部会で決定し、前広にユーザーに周知する。

 

(4) 今後の運営・保守事業計画

1) POLINETによるUN/EDIFACTの導入と運用開始

UN/EDIFACT、POLINET、CII及び個別書式による複数シンタックスをPOLINET上で本番運用を開始する。尚、使用可能なUN/EDIFACTメッセージは13種類、CIIメッセージはJTRNの30種類を予定している。

・ 説明会実施時期:平成10年度第2四半期

・ 説明会開催地:京浜、名古屋/四日市、阪神の3地区

2) 適用業務の拡大

新規に開発すべきUN/EDIFACT標準電子文書式のメッセージを企画運営委員会が選定の上、調査研究委員会に日本版導入手引書の作成を委嘱する。

3) 次期SEA-NACCSに関する対応

1] POLINET稼動店社のニーズ把握と対応策の検討

POLINETとしてどのような付加価値をつけていくのか利用者のニーズを確認しながら活動の方向性を定めていく。

2] 次期Sea-NACCSとの相互接続の検討

平成9年12月に公表された次期Sea-NACCSの詳細仕様にて、接続仕様の確定およびテストを進める。

(イ) 相互接続により交換したい対象メッセージ、ビジネス・プロセスおよび期待する効果の検討、確認

(ロ) 費用見積もり

(ハ) 開発作業日程の作成

(ニ) 開発資金手当方策と開発承認手続き

4) POLINET統計管理手法の検討

現在のPOLINET統計管理システムの下では、TWIN'ETからC&Cに移行した海貨業者の情報種別毎の件数が把握できない。このため、海貨業者から一部不満の声が出ており、B/L送信件数についての目標管理、新規会員加入促進のための対外PRにも支障が出ている。また、複数シンタックス稼働後は現行のシステムのままではシンタックス毎の統計データが全く把握できなくなる。以上を踏まえ以下の検討を行う。

1] POLINET統計管理手法の検討

2] EDIFACT導入促進のためのインセンティブ検討

 

参考文献:POLISA(港湾物流情報システム協会)ホームページ:http://www.polisa.or.jp/

 

 

 

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