4] ⇒ 第2分科会の所掌項目であるが、実際の調査活動は委員会事務局で行った。
調査研究の方針は次に示す通り。
船舶運航に関連するデータベースの所在、種類、メディア、利用方法等を郵送によるアンケート方式によって調査した。
アンケート調査票は事務局で原案を作成し、委員会の了承を経た後(財)日本海技協会会長名の協力依頼文書を添えて発送した。
5] ⇒ 運輸省航海訓練所及び同所が運航、管理する練習船の協力を得て、委員会事務局が実施した。実施に当たっては、運輸省航海訓練所と(財)日本海技協会の間で共同研究協定を締結した。通信実験は、運輸省航海訓練所が作成し委員会の了承を経た実験実施方案に従って実施した。実験終了後、運輸省航海訓練所が実験結果を取りまとめ、委員会事務局において「海事衛星通信の最適利用に関する調査研究報告書」の原案を作り、各分科会及び委員会の審議を経て成案とした。
なお、通信実験の詳細については、別冊「情報システム調査検討委員会報告書 その2 海事衛星通信の最適利用に関する調査研究」にとりまとめた。