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6] 舶用事業者との今後の取引関係の意向

「これまでの取引関係を重視し、できる限り取引を継続させていきたい」という事業者が82.9%と大半を占めた。中四国近辺をはじめ、「より有利な事業所の掘り起こしを行っていきたい」という事業者は、合わせて2割弱にとどまっている。

 

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(5) 中小造船業の技術開発、多角化の状況

今回のアンケート調査に基づき、中国地区の中小造船業の「技術開発」及び「新規事業の創出・事業多角化」の取り組み状況・今後の意向等について分析を行った。

(技術開発について)

1] 自社の新造船部門の技術力の評価

各部門工程とも概ね4割前後の事業所が「優れている」「やや優れている」と評価している。「基本設計」「詳細設計」については、1割前後の事業所が「優れている」と評価する一方、「強化が大きな課題となっている」とする事業所もあるなど、やや評価が分かれている。また、配管工事、機関艤装、塗装工事などについては「強化が課題となっている」としている事業所が多く、電気艤装などは「自社で技術を保有していない」事業所が多い。

 

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