演習題:-
上記写真の折れ曲型の記事では、なにが、どう省略できるか?
2.2.7 折型の有無と当て位置
一般に折度は部材上にマーキンされるが、
●折金では、自在の足が短く、使っている途中で少し狂わないか、
●特定位置の折度を押さえたい、
など精度上での懸念のあるときや、
●折れ位置によって折度が変化する
など一様な折度でない場合には、折型を作成支給することがある。折型の形態は、固定した当型であったり、単にいくらか大きめに折度実角を盛った度板であったり、目的に応じたものである。折度の位置を特定するときは、[図2.2.8 折型当て位置]に見るように、
●中間位置:イ、ロ、ハ、…など位置に任意に記号を付す折度型
●端当て:折れ位置端に、端辺に当る折型が別途あることを示せばよい。この図の場合の折度は、当て位置を示す「線と線のなす角度」である。