(2)NOx補正係数解析結果
CGE1、CGE2において、補正因子を1]絶対湿度、2]室温、3]給気温度、4]機関負荷とし、各補正係数を重回帰分析で求めた結果を表3に示す。
平成8年度における半年間の解析結果と比較すると、今回の1年間を通しての計測結果のほうが、全体的に各補正因子とも絶対値が小さい。テクニカルコードの補正式と比較すると、絶対湿度においては、CGE1、CGE2とも、そのNOx補正式より約2倍大きい。室温においては、CGE1、CGE2、IMOのいずれも、ほとんど同じ値である。また、給気温度では、テクニカルコードの補正式の場合と比較して、CGE1とCGE2の場合が影響が大きい。