表2 SCE(Single Cylinder Engine)主要目表
(2) 水噴射試験装置 水噴射装置のシステム図を図2に示す。 加湿するための水は、低圧ポンプにより水タンクから吸い上げられ、ストレーナ、流量計を通り、高圧ポンプ(最大50kg/cm2)によって加圧される。加圧された水は、機関シリンダヘッド給気ポートに設置した噴霧ノズルから連続的に噴射される。噴霧ノズルから噴射される水の量は、高圧ポンプの水の圧力を調整することによって制御することができる。 噴射する水の流量は、空気流量計で計測される機関の給気流量値を参考に、絶対湿度相当で、目的とする給気加湿量となるように設定した。
(2) 水噴射試験装置
水噴射装置のシステム図を図2に示す。
加湿するための水は、低圧ポンプにより水タンクから吸い上げられ、ストレーナ、流量計を通り、高圧ポンプ(最大50kg/cm2)によって加圧される。加圧された水は、機関シリンダヘッド給気ポートに設置した噴霧ノズルから連続的に噴射される。噴霧ノズルから噴射される水の量は、高圧ポンプの水の圧力を調整することによって制御することができる。
噴射する水の流量は、空気流量計で計測される機関の給気流量値を参考に、絶対湿度相当で、目的とする給気加湿量となるように設定した。
図2 水噴射装置のシステム図
3. 研究成果 3.1 発電機関におけるNOx値の追跡調査と解析結果 (1) 発電機関の燃料性状分析結果 CGEのNOx値計測時に採取した燃料の性状分析結果をサンプルを行った燃料セタン指数のヒストグラムについて、図3に示す。 セタン指数において、全燃料サンプルの約8割は、セタン指数が45〜49程度で
3. 研究成果
3.1 発電機関におけるNOx値の追跡調査と解析結果
(1) 発電機関の燃料性状分析結果
CGEのNOx値計測時に採取した燃料の性状分析結果をサンプルを行った燃料セタン指数のヒストグラムについて、図3に示す。
セタン指数において、全燃料サンプルの約8割は、セタン指数が45〜49程度で
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