表3. 実機関運転試験条件
注1) 表1参照のこと。 注2) 試験ケース名称について 例"TR0711A" T:噴射タイミング R:リタード(標準より遅:+) Aの場合:アドバンス(標準より進:-) 07:標準サイクルからの噴射タイミング<CA> 11:圧縮比シム厚さ<mm> A:燃料噴射弁仕様名(H:ハイフロー噴射弁) 注3) TR0000A(標準燃焼サイクル)の静的噴射タイミングを0とし、遅延した場合を+、早めた場合を-としてクランク角度により表記。
注1) 表1参照のこと。
注2) 試験ケース名称について
例"TR0711A"
T:噴射タイミング
R:リタード(標準より遅:+) Aの場合:アドバンス(標準より進:-)
07:標準サイクルからの噴射タイミング<CA>
11:圧縮比シム厚さ<mm>
A:燃料噴射弁仕様名(H:ハイフロー噴射弁)
注3) TR0000A(標準燃焼サイクル)の静的噴射タイミングを0とし、遅延した場合を+、早めた場合を-としてクランク角度により表記。
3.3.4 試験結果 (1) NOx生成濃度 ・ E3テストサイクル 図6にTR0000Aの燃料消費率及びNOx値を1としたときの各試験ケースの計測データを比率で示す。NOx値はE3テストサイクルで評価したので燃料消費率もこれに準じ、E3テストサイクルの重み係数を用いて評価した。(図6計算式参照) 結果より、TR0000Aすべての試験ケースにおいてNOx値が低減した。TR0000Aに対するNOx低減率一覧を表4に示す。
3.3.4 試験結果
(1) NOx生成濃度
・ E3テストサイクル
図6にTR0000Aの燃料消費率及びNOx値を1としたときの各試験ケースの計測データを比率で示す。NOx値はE3テストサイクルで評価したので燃料消費率もこれに準じ、E3テストサイクルの重み係数を用いて評価した。(図6計算式参照)
結果より、TR0000Aすべての試験ケースにおいてNOx値が低減した。TR0000Aに対するNOx低減率一覧を表4に示す。
表4 NOx低減率一覧(E3テストサイクル)
プレ噴射におけるNOx低減率はTA0411D、TA0411E、TA0411B、TA0411Cの順に大きくなり、TA0411Cにおいては48%のNOx低減率となった。また、プレハイフ
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