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3] 「ボレロサービス」

● 基本的考え方については理解されるが、サービスの具体的内容が明らかでなく、評価困難。費用対効果を明確化することは普及促進のため不可欠である。

● セキュリティの詳細な説明が欲しい。

4] 「ボレロシステム」

● 基本的枠組みについては、大きな問題は見られない。

● システム実現の課題として、

・ セキュリティ強化策、RAの分散化による法律面も含めたリスク管理

・ CRの実効性と分散管理の検討

・ ツールキットの実効性とユーザコスト

● 詳細情報、特にセキュリティに関する技術評価が不可欠

5] 「システムの今後の発展とフェーズ分け」

● リリース・スケジュールについては、以下の詳細が不明である。

・ リリースされる具体的業務内容

・ リリース時期

・ 対象となる業務、関連する業界

・ ボレロへの参加資格、除名条件

・ 実用化実験の参加コスト及び最終的なサービス利用コスト

● サービスの対象が、開始当初は譲渡性船荷証券のみが予定されているが、非譲渡性証券(Air-Waybill等)への対応時期はいつ頃か

● 日本への適用については、既存システムとの関連性を念頭に、具体的検討を行うべき。

● 法的問題から、RAを早期に各国へ設置すべきであろう。

6] 「ボレロの価値/インパクト」

● 実務面、経営面、市場面でボレロがもたらす効果は、以下の点であろう。

・ 情報作成の一元化

・ 情報伝達の迅速化

・ 情報伝達コストの削減

・ ペーパーレス化と書類保管コスト削減

・ 書類紛失等の書類伝達・運送上の危険性減少

・ 情報修正の簡素化

 

 

 

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