ISO9735は、行政、商業及び運輸のための電子データ交換(EIDFACT)─アプリケーションレベル･シンタックス規則(Electronic data interchange for administration, commerce and transport(EDIFACT)-Application level syntax rules)という一般的な表題の下で(現在のところ)下記の部分で構成されている。
ISO9735-1 -全ての部分にに共通のシンタックス規則および各部分のシンタックスサービスディレクトリ
ISO9735-2 -バッチEDI固有のシンタックス規則
ISO9735-3 -対話型EDI固有のシンタックス規則
ISO9735-4 -バッチEDI用シンタックス及びサービス報告メッセージ(メッセージ種別─CONTRL)
ISO9735-5 -バッチEDI用セキュリティ規則(確実性、完全性および発信人の非否認性)
ISO9735-6 -確実性と受信確認の確保メッセージ(メッセージ種別─AUTACK)
ISO9735-7 -バッチEID用セキュリティ規則(機密性)
ISO9735-8 -EDI関連データ
ISO9735-9 -セキュリティ鍵と認証管理メッセージ(メッセージ種別─KEYMAN)
ISO9735-10 -対話型EDI用セキュリティ規則I
これ以降の部分についても将来追加される場合がある。
1999年1月末現在の開発状況は、第1、2、3、8部が1998年10月1日付で、第4部と第一部に対する技術訂正書が1998年12月15日付でそれぞれISOより出版されている。セキュリティ部分である第5、6、7、9部はISO内部手続き中であり、第10部は、ISOのファーストトラック処理からはずされ、CEFACT側で引き続き作業中である。
