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現金自動受払機(ATM)もそれぞれ73年、77年に導入された。金融機関店舗外に設置されたCD・ATMについては87年から、原則として大蔵省の設置認可から単なる届出制に変更されている。」

(出所:「主要国のペイメントシステム」BIS(国際決済銀行)編 日本銀行監訳 (社)金融財政事情研究会 平成元年11月)

12. ATM:Automated Teller Machine:現金自動受払機

「あらかじめ認められた利用者が預金口座から現金を引き出せるばかりでなく、残高照会、資金の振替、預金預入れなど多様なサービスが受けられる電子機器」(CDの項参照)

(出所:「主要国のペイメントシステム」BIS(国際決済銀行)編 日本銀行監訳 (社)金融財政事情研究会 平成元年11月)

13. POS端末:(EFT・POS:Point-of-Sale TerminaI for Electronic Funds Tranfer)

「電子的に支払決済情報を把握し、場合によっては、それを金融機関に送信するために、小売店に設置された端末機。」

(出所:「主要国のペイメントシステム」 BIS(国際決済銀行)編 日本銀行監訳)

14. ファーム・バンキング(FB:Firm Banking:またはEB:エレクトロニック・バンキング)

「FBは、個別金融機関のコンピュータと企業のコンピュータまたは端末とを通信回線で結び、残高照会や資金移動、口座移動の通知などのデータ交換を行うことである。企業側装置としては、電話機、FAX、ホームユース端末(ワープロ、TVゲーム機)、FB端末、コンピュータのほか、多機能電話機、キャプテン端末等が利用可能である。FBにより、企業は来店の手間を省略して経理事務の合理化を推進でき、金融機関は営業店事務の合理化が図れる。1996年3月時点で、全国の金融機関の77%が実施中と推定されている。」

(出所:「EDIで実現するネットワーク・ビジネス社会」 EDI推進協議会 1997.9 (財)日本情報処理開発協会 産業情報化推進センター編集/発行)

国内取引のほか、以下のような外為関係事務も処理されている。

・ 外国送金依頼・取組・入金・到着・輸出信用状到着

・ 輸入信用状開設依頼・発行結果・輸出手形経過情報

・ 輸出手形買取・輸入船積書類到着

・ 輸出手形取立支払・為替予約締結・履行・残高明細

・ 輸入手形決済・外為公示相場、外為市況ほか

 

 

 

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