CALSの目的: 「情報システム活用による企業内および企業間の業務プロセスの徹底した合理化と高付加価値化」
CALSの期待効果: 設計─40〜50% 時間削減/ 20〜30% コスト削減
調達─40%時間削減
在庫─40〜60%在庫量削減
保守─40〜50%ドキュメント作成時間削減
70〜80%教育時間削減
(出所:「CALSの世界」末松 千尋著 ダイヤモンド社 1995.9.25)
(2) 金融取引
9. スイフト:Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication s.c.
S.W.I.F.T. s.c.1973年5月設立。本社ベルギー。非営利団体。国際間の銀行間通信システム。1977年5月稼動。現在約175ケ国、約6,500の金融機関が参加している。わが国は1976年に加盟、稼動は1981年3月9日。
24時間365日稼動。世界で最も安全な通信システムと言われる。一日あたり約340万件(年間8億件)、金額にして2.5兆米ドルを超える取引が飛び交っていると言われている。創業以来、メッセージを紛失したことは一度もない1998年1月13日理事会においてTTClubとのBolero事業化を正式に機関決定した。
10. TTClub:Through Transport Mutual Insurance。非営利団体。
世界最大のコンテナ保険業者(世界のコンテナの75%をカバーしている)。大手フォワーダーを中心に会員1,000余。1998年1月8日、同社理事会においてBoleroの事業化に関し、スイフトと合弁事業を展開することを正式に機関決定した。
11. CD:Cash Dispenser:現金自動引出機
「あらかじめ認められた利用者が銀行券や、場合によっては硬貨を引き出すことができる電子機器。」
歴史:「わが国では、1969年に一部都市銀行によりオフライン処理システムの形で開始された。79年以降、大半の金融機関がオンライン・コンピュータ・システムを採用するとともに、急速に普及した。また現金自動預入機(AD)、