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は保険証券が荷為替取引に必要とされる書類であるために、どの損害保険会社も顧客ニーズの高い発券の迅速性と正確性を追求すべく努力と工夫を積み重ねているが、これらの日々の努力と工夫はEDIの実現で一度に一掃される結末となるものと考えられる。

【現行業務プロセス】

<営業店の事務処理>

営業店では、

1] 顧客からインボイス・船荷証券・L/CのコピーをFAXで受信する

2] これらの書類から保険申込書に必要な項目を転記すると同時に保険金額・保険条件・保険料率・統計コード等を記入する。

3] 保険申込書を証券作成部署に提出する。

<証券作成部署の事務処理>

証券作成部署では、営業店より保険申込書を受領した後、次の発券業務プロセス(11行程)を経て保険証券を作成している。

A. 受付審査工程:申込書の内容審査

B. 受付入力工程:顧客別申込件数/発券工程管理のデータ入力

C. 契約入力工程:申込書記載項目のデータ入力

D. マスター・シート打出工程:マスター・シートをプリントアウト、申込書とマッチング

E. 中間審査工程:中込書とマスター・シートの内容照合審査

F. 印刷工程:マスター・シートをプリンターに掛けて証券を印刷

G. マッチング工程:申込書と印刷済み証券のマッチング、枚数/印刷ずれをチェック

H. 作成工程:印刷済み証券に特別約款等の糊付け、押印と割印

I. 最終審査工程:出来上がり証券の最終内容審査

J. 発送準備工程:出来上がり証券件数と申込件数の照合、封筒に宛名シール張り、証券の封筒詰め、配達便/郵送便に仕訳

 

 

 

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