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2] 作業日報

・作業船

日々の作業実績、使用燃料、点検実績、消耗品使用量、作業員等を入力し、工事部門に送信し伝達する。

・工事部門

作業船から送信・伝達された作業日報の表示を行い、内容を稼働実績情報として反映させ、稼働予定情報と合わせてグラフ(バーチャート等)表示し、予定・実績の対比を行う。予定・実績に大きな差異が見られる場合は他作業船の稼働予定情報、要員計画情報等をもとに、予定修正等の対策を立案する。

また、燃料、消耗品等については個別・全体集計を行い、経費情報(実行予算の予定・実績管理)、在庫情報に反映させる。

(関連部署)作業船→工事部門

(関連項目)作業実績、作業時間、使用燃料、点検実績、作業員等

 

3] 気象・海象情報

各関連機関(気象協会、沿岸センター等)から気象・海象予測情報(翌日、短期、長期)をインターネット等で入手し、各作業船に配信・伝達を行う。

また、注意報、警報等の緊急情報についてはリアルタイムに情報を配信し、作業中止、避難の勧告・命令を行う。

(関連部署)工事部門→作業船

(関連項目)天候、風速、波高、潮流、注意報・警報等

 

(3) 想定される効果

・情報の伝達を非同期で行う事が可能となるので、相手の現状(外出、席外し、電話中)を気にする煩わしさがなくなる。

・担当者全員が、最新の情報を正確に入手できる事から、連絡回数の減少による通信費用の軽減が考えらる。

・必要な情報を必要な時に迅速に入手できる事から、迅速な状況判断、意思の決定が可能になり作業船の安全で効率的な運用が可能になる。

・紙ベースで伝達していた情報を電子化する事により、輸送の手間を解消し、保管場所確保の問題も解消できる。

 

 

 

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