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2.2.4 安全管理

ここでは、安全管理に関するシステム化の目的、機能イメージ、想定される効果を下記に示す。

 

(1) システム化の目的

各担当者が、随時必要なときに迅速に情報を参照・閲覧することを可能とし、安全に関する知識、事故発生時の対処策等の徹底周知を行い、作業の安全性の向上、事故発生の抑制を目的とする。

 

(2) 機能イメージ

1] 点検項目、点検実績の登録と表示

各作業船ごとの点検項目、点検実績の登録を行う。また、過去の点検実績の表示も行う。

(関連部門)作業船

(関連項目)点検事項、不備の場合の対処方法、点検実績、交換部品名・数量等

 

2] 安全管理規定、安全管理体制、対処法の表示

各工事、作業船ごとの安全管理体制、緊急連絡体制、緊急時の処置法等の一覧表示を行う。

(関連部門)作業船

(関連項目)安全管理規定書、緊急連絡体制、緊急時の処置法・連絡先等

 

3] 安全教育、訓練内容の登録と表示

安全教育、訓練の日程(予定・実績)、内容の登録、および過去の実績の一覧表示を行う。

(関連部門)作業船

(関連項目)実施日時(予定・実績)、内容等

 

4] 工事海域情報の登録と表示

工事部門では、収集した各工事海域に関する情報の登録を行う。作業船では、登録された各工事海域情報の参照・表示を行う。

(関連部門)工事部門 → 作業船

(関連項目)深浅情報、危険・進入禁止区域、浮標灯位置、汚濁防止膜位置、避泊地、気象・海象、係留施設等

 

 

 

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