今回の現地調査において、成都─重慶間の高速道路(中国の高速道路は、主要部分は片道3車線である場合が多い)を試走したが、
・ 走行実感は日本のそれと遜色ない(舗装不備等による「揺れ」等はなく、スムースな走行が可能)。
・ 整備状況に問題がないため、高速走行が可能。
・ 自動車以外のもの(オートバイや自転車、あるいは荷馬車といったもの)が入ってこない構造になっている。
という特徴があり、文字どおり自動車専用道路と呼ぶにふさわしい状況といえる。
しかし、道路脇には故障車両が散見されるのも事実であり、車両はいまだ日本のような整備状況にないことがうかがわれる。