自動車道路は自動車専用道路と一般道路、等外道路の3つに区分することができる。このうち自動車専用道路の占める割合はまだ小さく、一般道路に対する割合は2%に過ぎない。この点が自動車運送の問題点として指摘されることが多い。 しかし、自動車専用道路、一般道路とも増加傾向にあり一般道路より、自動車専用道路の伸び率が高い。また、自動車道路の内訳をみても高規格(高速←一級←二級)になるほど伸び率が高く、反対に等外道路が縮小傾向にあることは、高規格道路の拡充をあらわしている。
自動車道路は自動車専用道路と一般道路、等外道路の3つに区分することができる。このうち自動車専用道路の占める割合はまだ小さく、一般道路に対する割合は2%に過ぎない。この点が自動車運送の問題点として指摘されることが多い。
しかし、自動車専用道路、一般道路とも増加傾向にあり一般道路より、自動車専用道路の伸び率が高い。また、自動車道路の内訳をみても高規格(高速←一級←二級)になるほど伸び率が高く、反対に等外道路が縮小傾向にあることは、高規格道路の拡充をあらわしている。
図表4-4. 規格別道路延長距離の伸長率
(95年を1として)
出所)4-1.に同じ
中国での高規格道路の整備は、地方の大都市を起点に整備が進められているが、1996年からの第9次5か年計画完成により主要都市の多くが高規格道路を経由して連結することになる(次ページ参照)。中国の高速道路の建設はきわめて新しく、92年がその端緒といえるが、それ以降年間1000キロメートルを超えるぺースで建設がされている。95年〜97年の2年間という短期間でも2.2倍と倍以上延長距離が伸びている。
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