で、私が大変印象的に思いますのは、一番下のパラグラフの中にその事を反映させているのですけれども、様々な科学的な問題の中で掘削が違う形で使われてはおりますが、この共通の仕事のやり方、あるいは内容、それから技術についての共通の関心というものが有るという事です。これは我々が地球変動とか古代環境、あるいは深部生物圏とか災害軽減、あるいは教育というものに使っておりますが、その他の様々な科学的な側面について非常に共通な、例えば組織面でも理念面でも似たようなアプローチがあるという事が言われております。こういう事で非常に具体的な勧告をしようという事になった訳です。(次のOHPに進めて頂けますか。次の方に進めて下さい。)
(OHP-4)
これは一般的は勧告という形で一番上の所に出ているものです。ここに書かれているものは、workshopの主催側が何らかのstep(手段)を取る事に拠って非常に強い国際的な、また産業的な参加というものを科学掘削のco-ordinationに参加させると言う事です。そして、この主催者達がどの程度までやるかという事、まだ一日ではそこまで詰める事は出来なかったんですが、全員が感じた事は、非常にこうした活動が今活発に日本で行われているという事で、こういう活動を行うべき時期に在るという事です。
二番目の点は、非常に具体的な行動を示している事であります。私は大変嬉しいのですが、もう既に完成していると言う事です。という事は、この組織委員会がODP、IODP、ICDPにアプローチをして、この二つのテーブルの周りにもODPのexecutive director、ICDPのexecutive directorが居ます。もう既に主催者と共に接触をして居ると言う事です。これを通じて、科学ベースのCo-ordinating Committee(委員会)の設創地球掘削を考える、を考えるという事を言っている訳です。ODPが既にこれに関与したかどうかは分かりません。また、それは構わないと思います。私がここで提案しているのは、この二つのグループですね、ODP、ICDPがやろうとしている事、共通的な科学的なゴールを見つけるようと言う事です。また、二日間の間、昨日の発表でも明らかだったと思いますが、具体的な科学的な問題というのは、これは例えばこの水というのが陸上の方に関わっているという事です。どこで水だ陸だという風に境界線が無い訳です。ですから技術あるいはリソース能力というものを、coordinateする必要があるという事です。モランさんが言われた様に技術交換の機会、それからhardwareを例えばチュビラーグッズ(Tubular Goods)の様なもの、交換するという事は既にこの二つのプログラム間で行われているという事が話されました、そして非常に重要なのは、flexibleな組織的、あるいはこの資金調達の構想というのを採る事によって、非常に広範囲な国際的しかも学際的なニーズに対応して行かなければいけないという事が書いてあります。この時期に於て、非常に具体的な事ではありますが、ODPのexecutive director、ICDPのexecutive directorこういう能力が有るという事では無くて、非常に熱心だという事ですね。この事に、こういう活動の追究に大変関心が有るという事を申し上げたいと思います。
ここで特に強調したいのは、皆さんの中で余りこう言うプログラムに関わっていらっしゃらない方、協力は非常に活動全般にわたっている非常に広範囲なものであります。二日間の話でカバーされた非常に広範囲なものでありますが、具体的な勧告をしたという事に関しましては、そしてこれを一般的な枠組に入れるという事に関しましては、こういう機会をうまくとらえるという事が重要であります。現在は、深海掘削の展望というもの、OD21というものの展望が非常に変わる時期でありますので、このworkshopの水曜日に参加した者が、こういう事を纏められたと言うのは、大変時期に合ったものとして喜んでいます。
(Briden)
有り難うございます。バークさん。
これで非常に広範囲な展望というものが、今生まれているという事が分かると思います。それでは、今ちょっと異なる観点から見てみたいと思います。水曜日のworkshopにおきまして、浦辺先生が現在のプロジェクトについて話した訳ですね。ある国、実は日本のprojectなのですが、これについての話がございました。今この点について浦辺先生の意見を聞きたいと思います。日本でのプロジェクトについてです。
(浦辺)
これを具体的なtopicという風に話す前に一言申し上げたい一般的な感想ですが、私今非常に感動致しました。