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2. 開催計画

 

1. 名称:OD21 Forum '99(深海地球ドリリング計画フォーラム)

 

2. 目的

深海掘削は、現在、22カ国の国際共同プログラム(国際深海掘削計画:ODP)として進められているが、これまでに過去の気候変動や生物進化、地球のダイナミクスなどについて輝かしい成果がもたらされている。これにより切り拓かれた研究領域をさらに科学的・技術的に拡大するため、新しいライザー掘削技術を導入した地球深部探査船を開発し、それを従来型掘削船との二船体制で国際的に運用する「深海地球ドリリング計画」が着実に進展している。

この計画について、広く社会に伝え、本計画に対する理解と支援を得るとともに、併せて地球科学についての普及・啓蒙を図るため、平成8年6月に開催した第一回OD21 Forumに引き続き、本フォーラムを開催する。今回は、特に、将来のユーザーとなりうる学生や若い研究者への参加呼び掛けに力を入れる。

今回は、最近の深海地球ドリリング計画の大きな進展を踏まえ、開発、運用、研究にわたる本計画の全体像、並びに、航空・電子等技術審議会における深海地球ドリリング計画の評価結果を紹介する。

また、深海掘削とも関連の深い大陸掘削、氷床掘削、北極圏掘掘削、高温掘削など幅広い分野の内外の研究者もあわせて、最新の研究状況を紹介するとともに、これら地球科学掘削全体の将来のあり得るべき姿及び相互の協力についてパネルディスカッションを行う。

 

3. 日時:平成11年2月4日(木)午前10時〜5日(金)午後5時(2日間)

 

4. 場所:コクヨホール(東京都港区港南1-8-35、300人規模)

 

5. 主催、協賛、後援及び資金

主催:海洋科学技術センター、協賛:IODP国内連絡委員会

後援:科学技術庁、文部省、東京大学海洋研究所、日本財団

本フォーラムは日本財団の補助事業として開催。

 

6. 対象者及び広報計画

一般市民、研究者、学生、マスコミ、参加無料とし、両日とも日英相方向の同時通訳を設ける。事前の広報として、全国の理工系学部を持つ大学、関係する省庁、試験研究機関、企業等にポスター及びプログラムを配布し、「科学技術ジャーナル」等でも広報する。開催の直前にプレス発表も行う。また、インターネットホームページ(http://www.jamstec.go.jp/)でも案内し、E-Mail(od21@jamstec.go.jp)による参加申し込みも可能とする。レセプションは参加費2000円(参加自由)、通訳なし。

 

 

 

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